避妊薬は排卵、妊娠してから効果が無い

避妊薬は前もって妊娠するのを防ぐために服用するものです。避妊薬は妊娠に関係している女性ホルモンの分泌量を合成した女性ホルモンでコントロールすることで排卵を防ぎ、妊娠しないようにします。妊娠は、受精卵が子宮内膜に着床した時点で成立すると言われています。そのため、排卵日前後では避妊薬を服用してもすでに受精、着床してしまう可能性があるため、性行為を行ってから時間がたっていれば避妊薬を服用しても意味はありませんし、妊娠してから避妊薬を服用すると逆に母体と赤ちゃんに悪影響を及ぼすことがあります。妊娠を望まないため避妊具をつけて性行為をしたのに、避妊具が破れたり外れたりして妊娠の危険性がある場合には緊急避妊薬を服用して妊娠を避けることもできます。しかし緊急避妊薬でも受精卵が着床して妊娠してからでは意味がありません。あくまで妊娠するまでに服用するものです。排卵日付近で性交渉を行う時には必ず避妊具をつけたり、妊娠を望まない場合には前もって避妊薬を服用するようにしましょう。また、避妊薬を飲み始めたタイミングによっては、服用を始めてから2週間ほどしなければ避妊効果が出ない場合があります。避妊効果が出る時期を確認するようにしましょう。

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